【介護食におすすめの食器】使い方や選び方・おすすめ商品まで

【介護食におすすめの食器】使い方や選び方・おすすめ商品まで
【介護食におすすめの食器】使い方や選び方・おすすめ商品まで

いざ介護食を始めようと思ったときに、みなさんはどんなものを準備しますか?
介護食の食事のみに目を向けやすいのですが、介護食を作る為の道具であったり、食べるための食器やカトラリーであったりと意外と準備するものは多いです。

そして、初めての方の場合、どんなものを購入すれば良いのか分からなかったり、意外と高価で驚くことがあるかもしれません。高価なものを買ったのに使えなかった…なんてことになってはもったいないですよね。そこで今回は介護食でも使いやすい食器を選ぶときのポイントをご紹介していきます。

 

 

普通の食器では食べにくい理由

①食器の区別がつかない

例えば、認知症などがある場合、食器と食事を区別しづらいことがあります。
普段、白いお皿はどんなお料理にも合ってとてもおしゃれに使うことが出来ますが、認知症の方では白いご飯と白い食器の区別がつきにくく、どれがご飯か分からなくなってしまうこともあります。
そんな場合は、食事と食器の色の違いがはっきり分かる食器を使用したり、柄が入った食器を使用すると良いでしょう。

②基礎疾患の影響で食べにくい

例えば、脳梗塞の後遺症で麻痺が残ってしまった場合やリウマチなどの関節疾患などがある場合、食器やスプーンが持ちづらいことがあります。
両手が使いにくい場合もあれば片手が使いにくい場合もあり、患者さんによって使いやすい「自助具」を選ぶことが大切です。
食器が滑らないように滑り止めがついた食器を使用するのもおすすめです。
また、滑り止めがついていなくても、滑り止めマットを使用することで同様の対応が可能です。

③こぼしてしまう

自分で食べるということは食事をするという動作と同時に刺激を与えてリハビリにもなります。なので、できるだけ自分で食べさせてあげたい!のですがここで問題なのがどうしてもぽろぽろこぼれてしまうことです。
毎度毎度こぼれるたびに掃除をするのも大変なので、そんな時には介護エプロンを使用すると便利です。使い捨てのものや繰り返し使えるものなどが揃っています。

どこで購入できる?

普通に買ったらとても高価な介護食器。
どこで買えるのだろう?買って使えなかったらどうしよう!不安を挙げたらきりがないですよね。

実は介護食に必要な食器類は皆さんが一度は行ったことがある100円ショップでも揃えることができます。しかし、やはり安価に作成されているため耐久性や安全性には少し不安があり、長く使うには不向きです。また、カラーバリエーションや形状などの種類が限られているため使い勝手が良くない場合もあります。
100円ショップで購入する介護食器は、まずはお試し用として使用してみて必要な食器が決まってきたら専門店で購入するようにすると良いでしょう。

介護食向けのおすすめ食器

介護食ってどんな食器を揃えればよいの?という方のために、ここからは介護食器を買う時のポイントをご紹介していきます。

①お皿

お皿はすくいやすいように全体が広いもの、かつ深さがある程度あるものがおすすめです。
認知症の場合ですと、食事とお皿がしっかり区別できるように色がついたものが使用しやすいです。
100円ショップの場合、プラスチック製品が多く、これではすくった時にお皿が動いてしまい余計食べづらくなってしまうことも予測されます。そんな時は滑り止めシールをお皿に貼ったり、滑り止めマットを使用すると良いでしょう。

介護食の専門店ビースタイルではとても使いやすい食器が豊富に揃っていますので、安心して食事をすることができます。
木目すくいやすい仕切りプレートブラウン
木目すくいやすい仕切りプレートブラウン-ビースタイル本店 (b-style-msc.com)

温かい木目のお皿はおしゃれでもあり、仕切りがされていて盛り付けしやすいのが特徴。
お皿の角に返しがあるので中味がすくいやすく、底にシリコンが付いていてすべりにくい介護用食器です。色がついていることで、食べ物の認識もしやすくなりますね。

②カトラリー

スプーンやフォークなどのカトラリーは食べる方に合わせた選択が大切です。
食事介助は必要か?麻痺があるのか?どちらの手で食べるのか?(利き手、非利き手)などを考慮して選ぶようにしましょう。

・介護フォーク
スプーンとフォークが同じになっているタイプで、握力が無い方や、細かい動作が難しい方におすすめです。プラスチックタイプのものだと使い捨てで外出先でも使用できたり、軽量で食べやすかったりとメリットも多いです。

・介護スプーン
すくいやすいようにスプーンの部分や柄がまがっているスプーンです。
麻痺や認知症で食べにくさがあるときにはこれを使用すると食べやすくなります。

・食事介助スプーン
食事介助する際はなるべく柄が長く、角度が少ない平たいスプーンを使用するととても食べやすいです。ベビーコーナーのものでも代用できますよ。

曲げ曲げハンドル シリコンスポンジ付 SS-18 スプーン 大 (b-style-msc.com)

こちらはカトラリーの首と柄を自由に曲げられるのが特徴です。
手の動きにくさや食べ方などは、食べる方によってひとりひとり異なるのに、同じ形のカトラリーを使用するのはとても難しい場合もあるのです。
しかし、このカトラリーであれば食べやすいように柄を曲げて使用することが出来るので、食べる方に合ったカトラリーでお食事ができますよ!

③コップ

自分で飲み物を飲むのが難しい場合は介護用のコップを用意しましょう。
つかみやすさやコップの重さなどを配慮すると良いです。

・取っ手が長いコップ
手先の細かい動作がしにくい場合は、取っ手が長いコップを使用すると、手全体でコップを掴むことができます。
筋力が少なく、持ち上げるのが難しそうであれば、プラスチックなどの軽量タイプを選択してください。

・ストローがさせるコップ
自分でコップを持ち上げて直接飲むのが難しい場合には、ストロー付きのコップがおすすめです。飲みやすい上に、ふた付きなので万が一倒してしまってもこぼれません。
取っ手が片方のものと両手のものがありますが、使いやすさに応じて選ぶようにしましょう。あまり力がなく、持ち上げると不安定な場合には両手に取っ手があるものだとより安定して使用しやすいでしょう。これはベビー用品のコーナーでも販売しています。

介護食・介護用品の通販専門店ビースタイルでもとても使いやすいコップを豊富に揃えています。
質が良く、お値段もお手頃なので長く良いものを使用したい方にはおすすめです。
木目持ちやすいコップブラウン
木目持ちやすいコップブラウン-ビースタイル本店 (b-style-msc.com)

こちらは木の温もりが感じられる温かみあるハンドル付きのコップです。
カフェの食器のような見た目なので食卓も映えますよね。軽量で割れにくい樹脂製を使用しており加熱後も熱くなりにくいので安全面でもおすすめです。
取っ手は手を差し込んでも安定し、しっかりと握りやすい太めの形状も嬉しいポイントです。

まとめ

本日は介護食器の選び方についてご紹介しました。
普段何気なく行っている100円ショップですが、介護食器まで販売されているなんて、驚いた方もいらっしゃるかと思います。

介護食器は意外と急に必要になることが多く、どれが合うかも最初はわかりません。
いきなり最初から専門店で購入するのはちょっと不安があるという場合には100円ショップであれこれ試してみてから専門店で購入するのも良いかもしれませんね。

介護食・介護用品の通販専門店ビースタイルでは、安心してお使いいただける介護用食器も多数取り扱っております。セットでお得に購入できる商品もありますので、是非ご確認ください。

介護用食器の一覧はこちら

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