介護食はどこで売っている?ドラッグストアや通販を賢く利用しよう!

介護食はどこで売っている?ドラッグストアや通販を賢く利用しよう!
介護食はどこで売っている?ドラッグストアや通販を賢く利用しよう!

「介護食」と聞くと、聞いたことはあるけれども具体的にどんな食事なのか想像することが出来ますか?「どろどろした見た目が良くないもの」、「寝たきりになったら食べるもの」という印象が強いのではないのでしょうか。

一昔前はそんな食事が主流だったのかもしれませんが、現在では介護食は段階に応じて色んな形状、やわらかさのものがあり普段のお食事として十分満足できるものになっています。

今回は介護食品はどこで購入できるのか?どんなものを購入すればよいのか?という疑問にお答えしていきます。

 

 

介護食はどこで売っている?

介護食はどこで購入できるのでしょうか?
よく「介護食を売っているのなんて見たことがない!」と言われることが多いのですが
実は皆さんがよく行くお店やインターネットでも介護食品を買うことができます。

①ドラッグストア

行き慣れたいつものドラッグストア。
医薬品だけでなく、日用品、最近では食料品も充実しておりとても便利なお店ですよね。
実はそのドラッグストアで介護食品の購入が出来ますよ。
常温保存が出来る飲み物、ゼリー、レトルト食品などラインナップも充実しています。

②通販

今では通販サイトも充実しておりパソコンやスマートフォンから手軽にお買いものを楽しめるようになりました。
ネットでの買い物が多い方やまとめ買いする方にはこの方法がおすすめですね。
また、高齢の方は近所にお店がなければ買い物に行くのも大変です。
インターネット通販なら重い荷物でも自宅まで運んでくれるので便利です。
パソコンやスマホ操作が出来ない方でもカタログの通販があるので利用してみてください。

③スーパー

お店によりますが最近のスーパーマーケットは店舗が広く日用品や介護食品も幅広く販売していることが多いので一度探してみると良いでしょう。
お店によっては取り寄せできる場合もありますよ。

どんな種類がある?

では介護食にはどんな種類があるのでしょうか?
介護食ならなんでも良いというわけではなく、種類や栄養にも気を配ることが大切です。

食事形態別

食事形態は介護食を食べていく上でとても重要になります。
もし食べる人の機能に合っていない介護食を無理やり食べると、誤嚥や窒息を引き起こす可能性がありとても危険です。適切な食事形態を選ぶと共に、食べる時は家族が見守ってあげましょう。

①ミキサー食

ミキサー食は食材をポタージュのような状態にした食事で噛む必要がありません。

・歯がない、少ない人
・ミキサー状のものを飲み込んでも咽せない人
におすすめです。

ミキサー食を出す場合は盛り付けに注意です。
例えば自宅で肉じゃがのミキサー食を作る場合、一気に全部ミキサーにかけてしまうと灰色になってしまうんです。灰色のミキサー食を出されたらどうでしょうか…。
食事は見た目もとても重要です。少し手間かもしれませんが、食材ごとにミキサーをかけて彩良くする工夫をしましょう。

②ゼリー食

ゼリー食はミキサーにかけたペーストを飲み込みやすくするため、ゼラチンや寒天などでゼリー状にした食事形態です。ゼリー食は柔らかく程よく水分があり、飲み込んだ時に水分のようにするするっと入っていく事が無いので誤嚥の危険がある方におすすめです。

・歯がある人、ない人両方
・飲み込みにくい人

におすすめです。
舌と上顎でつぶせる柔らかさなので歯がない方にも食べて頂けますよ。

③歯茎でつぶせるソフト食/ムース食

ソフト食は舌や歯茎でつぶせるくらいに柔らかく仕上げた食事です。
・嚙む力が弱い人
・飲み込む力が弱い人
に適しています。

食材の下処理や加熱調理をしっかりと行うことで柔らかく仕上げていきます。
また、食材ごとにペースト状にしてから型に入れてムース状に固める調理方法もあります。
どちらも通常の食事と同じ見た目になるため、食事を楽しむことができます。

介護食の通販専門店ビースタイルで販売しているソフト食では「あいーと」というシリーズの介護食が人気です。
あいーとは特殊な製造方法で作られた介護食の一つなのですが、とにかく1品1品の満足度が非常に高いです。
見た目は本物の食材そのものなのですが、口に入れたらとっても柔らかく噛みにくさや飲み込みにくさがあっても食べやすい商品となっています。
ラインナップも豊富で、家族の食事と同じものが食べられたらそれだけで嬉しいですよね。1品1品のおかずでもお弁当でも販売しています。ハレの日に利用できそうなお寿司や、うな重もありとにかく種類が豊富なのでおすすめです!

あいーとの特徴と商品はこちら

 

④刻み食

刻み食は、通常の食事や食材を5ミリ~2センチほどの大きさに刻んだものです。
・噛む力が弱くなってきた人
・歯がない人、少ない人
このように飲み込む力はあるけれど、噛む力が弱くなってきたという方におすすめです。

栄養素別

介護食も普通の食事と同じです。
栄養バランスを考えて食べるようにしましょう。
食べる栄養に偏りがあると適切な栄養を摂取することが出来ずに栄養状態が低くなってしまいます。

①主食(おかゆ、パン、めん)

主食に含まれる栄養素は糖質です。
糖質は生命活動のエネルギー源となり、脳をはじめとする全身のガソリンになるのです。
もしこの糖質が不足してしまうと身体に貯蓄してある筋肉や脂肪から削り取ってエネルギーにする必要があります。
そう、これが痩せるということです。しっかりエネルギーの素である糖質を摂取しましょう。また、糖質のエネルギーをある程度摂取しないと他にどれだけ良い栄養を摂っていても代謝するエネルギーが無いので身になりません。

②主菜(肉、魚、卵、大豆、豆製品)

主菜に含まれる栄養素はたんぱく質です。
たんぱく質は人間の筋肉、骨、血液、内臓などありとあらゆるものを作る栄養素になります。最低限のたんぱく質が摂取出来ていないと、ここでも痩せが起こってしまいます。
若い人が痩せてしまってもたんぱく質の摂取や運動を増やすことで代謝が良い分すぐに筋肉は元に戻りますが、代謝が低い高齢者では一度筋肉を落としてしまうと取り戻すのにかなり時間がかかります。逆に筋肉をつけるためにリハビリをしていてもその消耗の方が激しく、逆に痩せてしまうということもあたりまえにあるくらいです。
ですから、食事できちんとたんぱく質を摂取し、今ある筋肉を落とさないようにすることが大切です。

③副菜(野菜、きのこ、海藻)

副菜に含まれる栄養素はビタミン・ミネラルです。
こちらは糖質やたんぱく質よりも目立った役割はないのですが、逆に一番大きな役割を担っているかもしれません。
ビタミンやミネラルは身体の調子を整える栄養素と言われていますがカロリーはありません。糖質やたんぱく質が代謝されるときの補酵素(代謝を助ける酵素でこれが無いと代謝が出来ない)としての働きや、肌や血液を健康に保つための栄養素でもあります。
副菜は食物繊維が多く便通にも良いことで有名なのですが、食べにくさがある高齢者では食べにくいのが難点です。
「食べにくくてカロリーが無いならいいや」と言われる方もいるのですが、ビタミンやミネラルが不足するとあらゆる欠乏症となり身体に不調をきたします。
そんな方には介護食のように柔らかくて食べやすいものでビタミンやミネラルを補ってあげるとよいでしょう。

宅配弁当もおすすめ!

①毎日配達の宅配弁当

自治体や販売会社にもよりますが、介護食の宅配弁当もあります。
自身の食事形態やカロリーに合わせて選ぶことができることや、毎日配達があるので独り暮らしの方には安心なサービスですよね。

②冷凍宅配弁当

普段は自炊、中食、購入した介護食などを利用しているけれど、たまにお弁当を利用したいときにオススメなのが、通販で購入できる冷凍の宅配弁当です。
温めるだけでバランス良い食事が出来上がるので、買い物に行けない日にはとても便利です。冷凍の宅配弁当はインターネット通販やカタログなどで購入できますよ!

まとめ

今回は介護食とはどんなものか?どこで購入できるのか?そして食事形態や栄養素にも触れてご紹介しました。市販のものでもとても見た目は美味しいのに柔らかくて食べやすいものがたくさん販売されています。
介護食の通販専門店ビースタイルではやわらかい介護食や冷凍介護食、高カロリーゼリーなど様々な形態の介護食を取り揃えています。自分で調理するのは難しい!という場合にはぜひ利用してみてくださいね。

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