ご家族と一緒に楽しめる!|魚のカンタン介護食レシピ3選を紹介

ご家族と一緒に楽しめる!|魚のカンタン介護食レシピ3選を紹介
ご家族と一緒に楽しめる!|魚のカンタン介護食レシピ3選を紹介

良質なたんぱく質が豊富に含まれている魚は、あらゆる年齢の方に食べてほしい食材のひとつです。
魚の介護食を作る場合、飲み込みやすい食材や軟らかさ、とろみ、骨など、普通の食事に比べて気をつけなければならないことがたくさんあります。
ですが、介護食を毎食完璧に作り分けるのは難しいですし、疲れてしまいます。

そこで、今回の記事では「魚」をテーマに、作り分ける必要がほとんどない介護食を紹介します。とても手軽で、他のご家族とご一緒に楽しめるメニューばかりです。

また、魚のおかずを介護食にした市販品の中から、特におすすめのものも紹介しています。ミキサー食やペースト食をあまり食べてくれない方にもぴったりの商品もあるので、ぜひチェックしてみて下さいね。

 

 

魚の介護食 おすすめの食材は?

介護食は、噛みやすさや飲み込みやすさなどに配慮する必要があるので、食材に向き不向きがあります。
魚の場合は、加熱しても軟らかさのある、脂ののった種類のほうがよいでしょう。具体的な種類は、マグロ、カレイ、ブリ、タラ、タイなどです。
煮魚に向いている白身魚が、特におすすめです。

魚を介護食にするには、骨にも気をつける必要があります。あらかじめ骨を取り除いた切り身や缶詰もたくさんあるので、安全と時間短縮どちらにもぴったりでおすすめです。
もちろんご自分で取り除いても大丈夫です。

魚の介護食レシピ(1)白身魚のグラタン

グラタンは、訪問介護でも人気があるメニューです。ホワイトソースにとろみがあり、とても軟らかくて飲み込みやすいためです。
肉や魚、野菜など、様々な食材との相性も抜群なので、アレンジに困ることがありません。じゃがいもやかぼちゃなどをすりつぶしてホワイトソースに混ぜてもよいでしょう。

また、介護食とそれ以外のご家族の分を、簡単に作り分けできます。
他のご家族の分は、器にごはんを敷き、たっぷりのチーズをのせたドリアにアレンジするのもおすすめです。

介護食におすすめの白身魚のグラタン レシピのコツは?

白身魚の種類は、介護食に向いているものであれば何でも大丈夫です。骨と皮を取り除いてから使いましょう。
魚は、焦げ目がつくと固くなり、飲み込むのが難しくなってしまいます。火加減は、弱火から中火に合わせて焼くようにしましょう。
ホワイトソースの作り方は、普通のグラタンと同じで大丈夫です。

魚の介護食レシピ(2)魚の甘酢あんかけ

魚の甘酢あんかけは、老若男女問わず人気のメニューです。あまり食欲がわかない夏場でも、甘酢の香りと甘辛い味つけで、白いごはんや野菜をするする食べられる人は多いはずです。
煮魚は、軟らかくて飲み込みやすいので、介護食に向いています。嚥下の状態に合わせてあんにとろみもつけられるため、介護食にぴったりのメニューです。

白身魚と赤身魚は、栄養面ではどちらも介護食に適しています。
検索するとすぐにレシピがたくさん出てくるのは白身魚なので、まずはそちらで作ってみると楽でしょう。

介護食におすすめの魚の甘酢あんかけ レシピのコツは?

魚で介護食を作る場合は、小さな骨でも取ることが大切です。最初から骨を除いてある切り身や缶詰を使うのもおすすめです。
煮魚の軟らかさは、食べる方の噛む力や飲み込む力に合わせて変えましょう。必要があれば、甘酢あんにとろみ剤を入れて飲み込みやすくして下さい。

魚の介護食レシピ(3)サバの味噌煮丼

サバの味噌煮丼は、缶詰を使って作る栄養満点のメニューです。10分あれば完成するうえに、野菜や卵でアレンジもしやすいので、大助かりです。
もちろん、サバ以外の魚でも美味しく作れます。あまり噛む必要がなくて飲み込みやすい煮魚であれば、青魚以外でも大丈夫です。
小骨はどんなに小さくても喉に引っかかる危険性があるので、ないものを選びましょう。

介護食におすすめのサバの味噌煮丼 レシピのコツは?

サバの缶詰は、いざというときのために常備しておくことをおすすめします。骨がなく、身もほぐさなくてよいものが便利です。塩分控えめだとさらによいでしょう。

サバ以外の青魚や、赤身魚、白身魚でももちろん美味しく作れます。様々な種類の缶詰が販売されているので、ぜひ試してみて下さい。
野菜は、玉ねぎや小ねぎ、春菊やかいわれ、生姜など、幅広く合います。豆腐とも相性抜群です。
最後に卵でとじると、ボリュームと栄養がアップするので、ぜひ試してみて下さい。

市販の介護食も活用しよう!魚の介護食おすすめ商品

魚の介護食は、市販の商品もたくさんあります。介護食作りの負担を減らすためにも、ぜひ積極的に活用してみて下さいね。

エバースマイル 白身魚の黒酢あんかけ 115g 介護食 ムース食 舌でつぶせる

「エバースマイル 白身魚の黒酢あんかけ」は、「ムース食」です。
これまで販売されていたペースト食は、見た目からは何が入っているかまったくわからず、それが誤嚥の危険にもつながっていました。
また、すべての材料をミキサーにかけた外見に、食欲をなくしてしまう人もいました。

ですが、エバースマイルのムース食は「見た目を再現」しているところが、これまでのペースト食とは異なります。
1食に白身魚、玉ねぎ、ピーマン、かぼちゃの4つが入っていますが、どれもムース状にしてその食材を再現し、固めてあります。白身魚のムースは白身魚の形を、ピーマンはピーマンの色をしています。
そのため、わかりやすさと食べる楽しみのどちらもあります。

とても革新的なこのシリーズは、たくさんの種類が販売されています。ぜひ一度利用してみて下さい。

【冷凍】あいーと ぶりの照焼き 78g 介護食 やわらか食 ソフト食 術後食

あいーとぶりの照焼きは、香ばしく焼き上げたぶりに、甘辛い照焼きのたれを絡めたお馴染みのおいしさ。
見た目が普通の食事と変わらず、お祝い事や贈り物としても人気があります。
このシリーズはとても種類が豊富なので、いくつか常備しておくのもおすすめです。

介護食 やわらかカップ うなぎ 80g×6個

うなぎは小骨が多いため、ミキサーにかけても食べられない方が多い魚です。
そこで「介護食 やわらかカップ うなぎ」は、舌でつぶせるほど軟らかい、テリーヌ風の食感のうなぎ蒲焼き風味に仕上げました。
ご家族がうなぎを食べているとき、一緒にうなぎ味を楽しめるため、とても人気が高い商品です。

まとめ:魚の介護食はふだんのメニューから選ぶのがポイント

魚は栄養価が高く、介護食として食べやすいものが多いので、毎日の食事にぜひ取り入れてほしい食材です。加熱すると身が軟らかくなりやすい、脂ののった白身魚が特におすすめですが、赤身魚や青魚でももちろん大丈夫です。

日常的に食べている魚のおかずにも、とろみがつけやすく飲みこみやすい、介護食向きのメニューはたくさんあります。
これらのメニューなら、他のご家族のものを少しアレンジするだけで介護食も同時に完成できます。介護食を作る方の負担が軽いので、ぜひ試してみて下さいね。

また、うなぎのように小骨が多いものを自分で完璧なペースト食にするのは難しいので、市販品の活用をおすすめします。
あらかじめ骨を取りのぞいてある缶詰や切り身を使うなど、少しでも負担を減らせる便利なものをどんどん使い、簡単で美味しいメニュー介護食作りを続けていきましょう。

介護食の通販専門店”ビースタイル”では毎日のお食事に取り入れやすい、お肉やお魚の介護食を多数取り扱いしております。病院にも導入実績がありますので、安心して日常の食事に取り入れていただけます。ぜひお試しください。

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